不眠症・・寝つきが悪い人はストレッチがおすすめ

会社、家庭、友人関係、ストレスを受けるところがたくさんある世の中、子供もストレスを受けているといわれている中で、「眠り」について悩む人が多くなっています。
眠れない状態が継続する集中力が続かなくなり、イライラしたり精神的にもよくありません。
かといって睡眠薬などに頼るのも・・・と悩んでいる方は、睡眠前のストレッチをお勧めします。

寝る前にあまり激しい運動を行ってしまえば余計に眠れなくなりますが、筋肉がリラックスできる適度なほぐしになるストレッチは心地よい睡眠にいざなってくれるのです。
呼吸と動きを合わせて行う運動なので、精神的なリラックス効果も抜群、気持ちよく質の高い睡眠ができます。

クジャクのストレッチを覚えよう

誰にでも簡単にできるクジャクのストレッチ、呼吸と動きをしっかり合わせることが必要です。
胡坐をかいてお尻の下の骨、座骨が地面につくようにします。
手のひらを膝の上にのせて、手のひらは天井を向くようにして力をふっと抜くことがポイントです。

息をゆっくり吸って右腕で大きく円を描くように天井にゆっくりのばします。
息をはいて腕、体を左方向にゆっくろ倒し、右の脇、お腹をじっくり伸ばす運動です。
息を吸いつつ腕を天井のほうに戻し、左側も同じように行います。

内臓をリラックスさせるサソリのストレッチ

ストレスを受けて一番負担がかかるのは内臓です。
気が付くことが少ないのですが、精神的につらいこと、苦しいことがあると内臓が緊張し、体も硬くなります。
内臓をリラックスさせ体の力がうまく抜けるようにサソリのストレッチを行いましょう。
イメージとしてはサソリが尾を左右に動かしているような感じです。

仰向けになって両膝をたてリラックス、手は自然を体の横に置いて、手でサポートしながらお尻、足をぐっと上に持ち上げて、それから足を頭頂部の方向までおろします。
この時、首を動かないこと、無理せずできるところまで足を上げるようにするのがポイントです。

最初はつま先を頭上の床につけることができないと思いますが、継続的に行うことで少しずつ腰がやわらかくなり付くようになります。
内臓をリラックスさせ動きが活発になるので便秘防止にもなるストレッチです。

ウエスト・腰をストレッチ・・・ゆらゆらフラミンゴのストレッチ

寝ている姿勢なのでフラミンゴのように立つ姿勢とは違いますが、フラミンゴのポーズを寝て行っているようなイメージです。
仰向けになって左足を曲げて膝を立てます。
体を右に倒し、左膝を床につけるようにもっていき左ひざに右手を添えてウエストを捻る運動です。

そのままキープ、最初はきつい・・・と感じますが、次第に気持ちよくなってきます。
左右同じようにストレッチして体がきれいにほぐれたところで、お水などを少し飲みベッドに入りましょう。
体がいい具合にほぐれているので、すっと睡眠に入ることができます。