朝浴びる日光にはダイエット効果がある!?

朝早く起きて日光を浴びると、体重が減りやすいという研究結果があります。
朝日を浴びると体内時計がリセットされ、体内時計が正しく働くようになります。
その結果、一日の生活リズムが整い睡眠パターンが整っていきます。

日々の睡眠パターンが安定すると代謝がよくなるため、体重が減りやすくなり、ダイエット効果が期待できるというのです。
実際、平均年齢30歳の方54名に7日間手首にモニターを装着してもらい、朝日を浴びた時間の長さとカロリー摂取量を記録する実験をした結果、朝日を浴びた時間が長い人のBMI値が低くなっていたそうです。

朝日を浴びてのウォーキングで得られるメリット

朝にウォーキングをすることにはメリットがあります。
朝日を浴びること自体にダイエット効果がありますが、それ以外にも朝は身体に糖質が少ない状態なので、蓄積された脂肪が燃焼しやすいためダイエット効果がより高くなるのです。
ただ、糖質が非常に少ない状態でウォーキングをすると、食事をしたあとに身体が脂肪を溜め込もうとするため、歩く前に軽く糖質を補給しましょう。

朝に運動をすることで、身体の代謝が上がり日中の活動で消費されるエネルギー量も増えます。
午前中に通勤や通学で歩いた場合や、家事などで動いた場合もエネルギー消費量が高まるということです。

朝日を浴びて体内時計がリセットされると、同時に夜眠くなるタイマーもセットされます。
日中に活動し適度な疲労を感じることで、眠くなるタイマーが作動したときに質の良い睡眠が得られます。
寝ている時間は、細胞が生まれ変わる代謝が行われる時間です。
この代謝でも、エネルギーは消費されます。

朝日にも紫外線は含まれるので注意が必要

日中に比べると日差しは弱めの朝日ですが、朝の日光にも紫外線は含まれます。
日の出から1時間程度で日中の10%の紫外線量、日の出から90分すると約倍の量に紫外線量は増えます。
ピーク時に比べれば少ないとはいえ、紫外線を浴びることには変わりありません。

日焼け止めやメイクをしない状態で朝日を浴びながらのウォーキングを行うと、90分程度歩いた場合でピーク時に20分直射日光を浴びたくらいの紫外線を浴びることになってしまいます。
そのため、朝でも最低でも日焼け止めをしっかりと塗り、できればファンデーションを塗って紫外線対策をしたほうがよいでしょう。
また、帽子をかぶり髪や頭皮も紫外線の影響を受けないようガードするのがおすすめです。

つばが大きなタイプなら、顔にも影が落ちて日焼け対策となります。
顔だけではなく腕や脚も紫外線の影響を受けますので、ウォーキングのときには紫外線カット効果があるウェアを着ると安心です。