社交的な人ほど幸福感が強いのは世界共通のポイント
幸せになるための条件というのは色々ありますが、最も大事なのは他の人と楽しく過ごせるということです。
自分一人でも幸せになれるという人もいますが、それは他の人との楽しい友情関係を避けているケースに過ぎず、他の人との楽しい時間を過ごすという経験をしたら、より大きな幸福感を味わえるようになるでしょう。
実際に、世界中の国々で幸福感に関する調査をしたところ、人間関係が良好であることが多い地域ほど、比例して幸福度が高いという結果になっています。
そのため、内向きな人よりも社交的な性格の人の方が、ポジティブで日常生活の中で幸せを感じやすいのです。
これは世界共通の幸せの条件ということができて、人間としての基本的な感情となっています。
もちろん、もともと外交的な性格の持ち主で、何もしなくても人と楽しく接することができる人もいますが、そうではない人もいます。
しかし、社交性というのは本人の心がけと努力によって徐々に身に着けていけるものですので、より幸せをゲットするためにも外交的な性格を得られるようにしましょう。
あえて人前に出るようにする
内向的な性格の人というのは、人と話すことに苦手意識を持っていますので、自然と人前に出たり、たくさん人がいるところで発言するのを怖がってしまいます。
すると、周りの空気についていけない感じがして、より内に閉じこもってしまうことになるという悪循環に陥るのです。
そこで、最初は自分を変えるという気持ちで、思い切って人前に出てみるようにしましょう。
ここでのコツは、できるだけ早い段階で自分から話すようにするということです。
周りの人がひとしきりしゃべるのを待ってから話しに加わろうと思っても、出遅れた感じがしたり、自分が話したいと思っていたテーマが終わってしまったりすることがあります。
こうした事態を避けるためにも、話が盛り上がってきたなという段階で、素早く会話に加わることです。
社交的という意味を勘違いしないように
社交的というのは人と楽しく会話できるということを意味しますが、時にこの意味を間違えて解釈している人がいます。
よく話す人が社交的という固定観念を持って、とにかく自分のことばかり話し、人の話を聞かない、会話を引き出すためにひたすら質問攻めにすることがありますが、こうした人は周りから避けられてしまいます。
会話というのは言葉のキャッチボールですので、よく人の話を聞く姿勢、そして、話してくれたことについてしっかりと答えて話を膨らませることがポイントです。
聞くこと、話すことのバランスを一対一にできるようにすると、相手も楽しく会話に加わってくれます。