性行為は幸福度をアップしてくれる!?
男女同士の幸福感というのは、お互いの愛情によって大きく変わってきますが、やはり性行為というのはとても大事なポイントです。
愛情を確かめ合うことになりますし、感情も満たされますので、日常生活の中でもその幸せ感が続くからです。
恋愛をしている人が、普段の生活でも生き生きして見えることからも分かるように、男女間の愛情というのは生活上の満足感や幸せをアップさせるためにとても役立っています。
また、性行為は脳の働きにもとても大事な役割を果たすことが分かっています。
実際にアメリカの大学で200組のカップルを対象にした分析でも、性行為が幸せに大きく貢献することが明らかになっているのです。
この統計ではセックスをした日を記録に取ってもらい、同時に幸福度を毎日自分なりにチェックしてもらいました。
すると、性行為をすることによって、その日はもちろん、その後も一定期間幸せな気持ちが続いているという結果が出ています。
これはセックスによって脳でエンドルフィンという幸福物質が分泌され、それがその後も続いているためです。
3日に一度くらいの頻度がベスト?!
このように、セックスをすることによって、脳の幸福物質が増加して幸福感が高くなることが分かっています。
しかし、この幸せ感は長く続くわけではありません。
統計によると、セックスをしてから三日間は幸福感が得られていますが、その後だいぶ下がってくるという結果が出ています。
これはやはり脳内物質と関係しているようで、ドーパミンが分泌されてからなくなるまで、このくらいの時間がかかるということが原因と考えられています。
そのため、いつまでも幸福感を保っていくためには、三日に一度くらいの頻度でパートナーとのセックスをするのがベストということになるでしょう。
もちろん、わざわざ日数を数えて幸福感のために性行為をするということはないにしても、こうしたことを覚えておくと幸福感を日常生活の中でアップさせるのに役立ちます。
スマホのバッテリーのようなもの
こうしたセックスによる幸福感というのは、一度満たされる後、だんだんと減っていってしまう傾向を持っています。
これはスマホのバッテリーのようなもので、フル充電された後はどんどん無くなっていってしまうのです。
いつまでもしっかりと充電されている状態にするためには、バッテリーが減ってしまってから足すのではなく、その前に充電しなければいけません。
同じように、性行為もあまり間隔を空けるのではなく、ある程度定期的に行う方が幸せ感を持続できるのです。
毎日の生活に違った角度から幸福感を与えるためにこうしたことは大事ですので、ちょっと自分の性生活はどうなのかを見直してみると良いかもしれません。