SUPがおすすめの理由

SUP(サップ)とは、Stand Up Paddleboard(スタンドアップ・パドルボード)のことで、ボードの上に立った状態でパドルをこぐという水上アクティビティです。
水泳が得意でなければ楽しめないスポーツではなく、ボードの上に立ち上がることが難しい人は、ボードの上に座った状態でパドルをこぐことも可能です。

SUPがオススメの理由は、老若男女誰にでもおすすめという点が挙げられます。
サーフィンのように波に乗るわけではなく、特別なスキルなども必要ありませんから、初心者でも比較的簡単に楽しむことができます。

SUPは、水面に浮かぶボードの上で、バランスを取る作業が必要です。
慣れていない人や怖いと感じる人は座った状態でもOKですが、立った状態でも座った状態でもボードの上でバランスを取る際には体幹を鍛えることができます。
また、バランス感覚を養うこともできるでしょう。

SUPに必要なもの

SUPに必要なアイテムは、ボードとパドルです。
万が一落下した時にも、ボードが流されないようにするリーシュコードも、安全対策としてぜひ使いたいアイテムです。

SUPは、ボードの上に立った状態でパドルをこぐため、基本的に水の中に入ったり濡れることはありません。
しかし水上アクティビティなので、服装は水着が良いでしょう。
水に入ると寒い季節には、ウェットスーツを着用するのもおすすめです。
ウェットスーツを着用すると、スーツ自体に浮力があるので、万が一水の中に落ちてもおぼれる心配がありません。
もしも水着でSUPを行う場合、泳げなくて怖いという人はライフジャケットを着用するのもおすすめです。

SUPをすると、紫外線が水面に反射するため、日焼けをしやすくなります。
そのため、季節によっては帽子をかぶったり日焼け止めの対策もきちんとしておきたいものです。
また、水面に光が反射して見えづらいことがあるので、サングラスも必須アイテムです。

SUPの注意点

SUPに必要なアイテムには、それぞれ素材やサイズが多種多様にラインナップされています。
例えばボードなら、軽量でレースなどにも使われるカーボン製もあれば、重量はあるけれどリーズナブルなアルミニウム製、そしてカーボン製とアルミニウム製の中間に位置するグラスファイバー製などがあります。
これから始めてSUPに挑戦する初心者には、グラスファイバー製を選ぶと良いでしょう。

パドルの長さには注意が必要で、まずは自身の身長に合わせて選びましょう。
目安としては、身長と同じぐらいの長さ、もしくはやや長めがおすすめです。
パドルのブレードの形などもそれぞれ異なるため、自身の体力やパドリングする距離に合わせて選べます。
ちなみにパドルの中には、長さを調節できるタイプもあります。