週に1度でOK!感謝の日記をつけよう

「ありがとう」という感謝の言葉を、1日何回口に出して伝えていますか?
仕事や勉強、家事などやることが多すぎて、なかなかちゃんと伝えられていないという人も多いのではないでしょうか。
「感謝すること」にはさまざまな科学的効能があると言われていますので、今静かな話題を呼んでいる「感謝の日記」を書くことをおすすめします。

「感謝の日記」は何人もの心理学者や科学者が提唱しており、頻度や書き方の異なる感謝の日記が複数存在します。
ここでは「継続しやすい」ことと「自由度が高い」という理由で、続けやすいと人気のメンタリストDaiGoさんが紹介した方法を見てみましょう。

感謝の日記の書き方と工夫

感謝の日記のつけ方はいたって簡単、「1週間に1度だけ、誰が対象でも良いので感謝したことを書き出す」というものです。
なお、人間だけではなく動物や抽象的な対象でもOKです。
日記を毎日つけるとなると大変なプレッシャーですが、週に1回ならなんとなく続けられる気がしてきます。
書く量や時間にも決まりはないため、自分でルールを決めておくとよいでしょう。

まず書く時間ですが、1週間に1度ということで締めくくる意味も込めて「日曜日の寝る前」、そして書く量は「1週間分で日記1ページを埋める」などのルールがおすすめです。
あとは、好みですが色分けしてもわかりやすいでしょう。
黒色は家族・友人・仲間・同僚など自分の身近にいる人、赤色は名前も知らない人、青色は人以外の社会や動物というように色で区分けするのです。
書き方の例えですが、「○○さんがミーティングでフォローしてくれた」「○○くんがお菓子をくれた」という内容でも可、あるいは「自動販売機で当たり!もう1本コーヒーをくれた自動販売機に感謝」などでもOKです。

感謝の気持ちが強くなる

感謝の日記を始めると、1ページを1週間分と決めているためいつもと同じ日々であっても「感謝」を感じる機会が多くなります。
そうなると自然と「ありがとう」という回数も増えますので、感謝の気持ちがより一層強く感じられるのです。
日記を見ると、感謝を感じている相手はやはり身近な人が多いことに改めて気づきます。
毎日さまざまなシーンでたくさんの人に感謝する場面があるのだなと、一方でちゃんと皆にその気持ちを伝えられているのだろうかという反省にもなるのです。

人は1人では生きていけないということを実感し、つながりを大事にしようと思える日記になるのではないでしょうか。
また、日曜日の最後に書くことで、月曜日から気持ちを新たにスタートできますし、この1週間の時間をどう使うかという時間管理の意識も高まります。