自分の幸せを他人と比較していませんか?

「あの人は幸せそうで羨ましい」「私って幸せなのかな…」と他人と比べては落ち込み、自分の幸せを見失ってはいませんか?
幸せというのは他人と比べて測るものではありません。
今、自分が幸せかどうかわからないという方は、他人の物差しを使って測っている可能性が高いです。

幸せの基準や感じ方は人によって異なりますので、他人の物差しで測ってしまったら、自分の幸せなんて測ることができません。
そんなことをしていたら、他人軸を基準にして生きることになってしまいますので、「自分の生き方」すらわからなくなってしまうでしょう。
もしも今現在、自分が幸せかどうかわからないという方は、「自分の幸せを決めるのは自分自身」、そのことを今一度再認識してみてはいかがでしょうか。

幸せは自分基準の「絶対評価」ではかる

どうして人は自分の幸せを素直に感じることができないのでしょう?
仕事もあり住むところもあり、3食しっかり食べて、健康で毎日を過ごせていても、ただただ日々の不満が募る一方、そんな方は要注意です。
「あの人はあんなに幸せそうなのに、どうして私だけ…」という考え方は、根本的に「人と比べて自分はどうか」という一面しか見ていません。
つまり、自分の幸せなのにその物差しを他人に任せてしまっているのです。

「私はあの人よりはマシよね」「同じようにやっているのに、どうして私だけ上手くいかないの」など、他人と比べては上だからと優越感にひたり、下だからと相手を羨む、それでは自分の幸せはどこにあるのでしょうか。
他人基準で幸せを測ったままだと、いつまでたっても安定しないため、結果不満やストレスばかりが溜まっていくのです。

現代社会の風潮が人と比較することを助長している節も否めません。
「お金がある人は幸運、それ以外は不幸」「友達がいる人は恵まれていて、それ以外は惨め」「仕事で成功した人は勝ち組、それ以外は負け組」という考え方です。
何かと比べてはじめて評価されますので、いつも他人と自分を比べていないと成立しません。
自分の幸せを感じる上で、そのような「相対評価」ではなく自分の物差しで「こうだから幸せだ!」と言い切れるような絶対評価が必要になるのです。

人とは比べない!自分基準の幸せの作り方

まずは自分が好きなものは何か、テレビや雑誌、他人の意見や評判などは無視して、感じたままに見つけてみましょう。
また、心の声に耳を傾け、自分がどんなときに幸せを感じているのか、今まで見過ごしていた声にきちんと向き合い、しっかりと感じることが大切です。
不満をこぼしたり、ため息もNGなので、無意識に行っている人は今一度自分の行動をチェックしてください。
重要なことは、他人を比べるのではなく、自分の幸せの感度を高めるということです。