
喜ばれる引き出物とは?
結婚する人がウェディングプランナーさんに非常によくする悩みが「引き出物は何を渡したら喜ばれるか?」ということです。
挙式や披露宴の途中にあることであれば新郎新婦やそのご家族の意向で行ってもそれが問題になることはほとんどないのですが、参加者が式のあとに持ち帰ることになる引き出物については何かと不評を受けることが多いというのが実情です。
引き出物の本来の役割は、忙しいスケジュールを縫って式に出てくださった参加者のみなさんに対し、頂いたご祝儀にせめてものお礼をするというものです。
かなり昔の結婚式などでは出された料理の一部をそのまま持ち帰ってもらうという方法がとられていたのですが、現在では衛生面なども考慮して持ち帰るのに便利なものを選んで送るようにしているというのが一般的です。
カタログギフトや記念のインテリアが人気
そうした持ち帰りの事情があってか、今最も多く選ばれている引き出物は「カタログギフト」です。
カタログギフトでは持ち帰るのは1冊の本だけで、自宅に戻ってからじっくりほしい品物を選べるメリットがあります。
🎁参考:好きなものをじっくり選べるカタログギフト【マイプレシャス】
しかし便利な一方でそれでは誰の式の記念かわからないという問題もあります。
そうしたことを考え、あえてカタログではなくその日の記念であることがわかるインテリア用品を送るという人もいます。
私の経験的に言わせてもらうと、参加者のより多くに喜んでもらえるギフトとしては「かさばらない」「消耗品」が一番であるようです。
食器や大きめの家財道具などをどうしても送りたいというときには別送りにするなどの気遣いがあるといいですね。